秘密のケンミンSHOW極で紹介されるとっても気になる
アスリートたちをうみだしたパワーの源!
「メダリストたちのケンミン勝負メシ」
その中にいたって平凡に感じる昆布おにぎりがありました。
ゲスト出演者の富山出身でリオ五輪レスリング金メダルの
登坂絵莉さんが勝負メシとして食べていた“謎の昆布”おにぎり?
普通に昆布おにぎりと聞くと「具」が昆布の佃煮のおにぎりなんだなと思いますよね?
でもどうやら様子が違うようなので調べてみました!
おにぎりに使うのは「とろろ昆布」
何と富山では、昆布おにぎりは具としてではなく(もちろん具としても使われますが)海苔ではなくとろろ昆布で巻くのが定番!なんだそう!
もちろん海苔で巻くおにぎりもあり、お店でおにぎりを頼むと海苔で巻くかとろろ昆布で巻くかを聞かれたりするそうです。
お弁当に持っていくのに一つは「海苔おにぎり」そしてもう一つは
「とろろ昆布おにぎり」が当たり前という声もありました。
富山の郷土料理「とろろ昆布のおにぎり」
農林水産省のサイトの「うちの郷土料理」の中で
富山県「とろろ昆布のおにぎり」が堂々と紹介されていました!
富山県民が県外のコンビニに行くと、とろろ昆布で巻いたおにぎりが置いていないことにびっくりしたりするそうです。
そのくらいとろろ昆布で巻くおにぎりは大定番なんですね。
他にも以前にケンミンショーでも紹介された「こぶ〆」もありました。
(うちの郷土料理)
とろろ昆布の黒と白
とろろ昆布には「黒とろろ」と「白とろろ」があるそうです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
黒とろろ昆布
昆布の表面の黒い部分を削ったもの。
とろろ昆布は酢で昆布を柔らかくしてから削るので表面の黒い部分は酢の酸味が強いそうです。
おにぎりを巻くのにはこちらを好む方も多いのだとか。
白とろろ昆布
昆布の中の白い部分を削ったもの。よく見かけるタイプですね。
黒とろろ昆布に比べて酸味が穏やかなのでお吸い物にも向いているそうです。
富山では昆布の専門店でとろろ昆布の黒と白がガラスのショーケースの中に並んで量り売りされているのもめずらしくない光景なんだそうです。
黒とろろ昆布は全国的にスーパーなどではあまり見かけないような気がしますがどうでしょう?
今度探してみようと思います。
昆布の消費量が全国トップ
おにぎりを巻くのに使うだけあって富山の昆布の消費量は全国でトップ!
昆布に使う支出金額が全国平均の2倍くらいなんだそうです。
昆布を使った食文化が根付いているんですね。
昆布の効用
昆布にはミネラルや食物繊維がたっぷりと含まれています。
特に水溶性食物繊維には腸内環境を整える効果があり、血糖値の急激な上昇を抑える、コレステロールの吸収を抑制する効果が期待できるということです。
また食物繊維は満腹感を感じやすくする効果もあり、低カロリーなので肥満予防にも効果的。
他にも成長に欠かせない、美肌効果もあるヨウ素も含んでおり、鉄分補給にもなるという…
詳しく書くときりのない感じですが、本当に昆布は素晴らしい食材ですね。
まとめ
日本人の食文化に欠かせない昆布。
富山ではおにぎりをとろろ昆布で巻くのが当たり前!というのを知り衝撃でした。
そしてアスリートの勝負メシというのにもすっかり納得です。
早速とろろ昆布を買ってきて、おにぎりに巻いて食べてみようと思います。
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